コレクション: あった方がいいチェアクッション

デザインに敏感な人の為のチェアクッション
mmis チェアクッション





普段オシャレな椅子をたくさん仕事で扱っているので、そういう椅子に座る機会も多いのですが、実は長時間座るとちょっとお尻が痛いという椅子は多いのです。

個人的にもインテリアショップ巡りは好きなので
青山付近をウロウロしていると、やっぱりチェアクッション置いてる事も多い。








こちらは母校の桑沢デザイン研究所の卒展を訪れた時に撮った写真です。
いわゆるデザイナーズみたいなチェアがロビーに陳列してましたが、デザインが良くて何十年も崇められてるチェアも、いざ座るとなると、座面が固そうなんだな。



デザイン学校や美術館に置かれてもおかしくないチェアクッションもなかなかないのが現状。

という事で、

デザイン学校や美術館に置かれるようなチェアにも安心して使えるチェアクッションを作りました。



デザイン

重要なのはデザイン。



何十年もデザインに敏感な人達に崇め奉られて来たチェアに、あんまりのチェアクッションは使いたくないですよね?

お家の中に、どうでもいいものが1つでも入ると

落ち着かないタイプの人にも安心して使ってもらえるチェアクッションでなきゃダメ!

だから、最初に触れるファブリックと

次に感じる中材には、特に気を付けて

デザインしました。

ファブリックはフランスから取り寄せたカサマンスの上質の気持ち良いものを選びました。





カサマンスについて
カサマンスはパリのデコオフでも常に注目されているインテリアファブリックや壁紙のブランドです。



その中からチェアクッションに合うファブリックを選びました。



フランスからエア便で10日~15日位で
日本に届きます。



デザイン形状について

●チェスカ型




ラタンチェアであるチェスカチェアの接客をしていて、迷われるお客様のお悩みの共通点は
座面の耐久性です。
男性のポケットチェーンやジーパン



お尻ポケットにお財布やスマホを入れたまま

座ったら傷みが早いんじゃないかとか、

遊びに来たお友達のお尻ポケットの事を考えたりして、悩まれる方が実際に何人かいらっしゃいました。

そんな場合でも、チェアクッションを敷いておくかおかないかで、かなり長持ちさも違います。

チェアクッションは、大切なチェアを守る意味でもオススメです。

チェアクッションを敷かない場合と敷いた場合の

座面の違いはこちらをご覧ください。



敷いてる場合



敷いてない場合

そこでチェスカチェアとピッタリ同形のチェアクッションを作りました。



チェスカ型はエルボチェアやベーシックチェアにも合います。





●トラペ型



Kartellチェアのような、デザイン性と座り心地を追求したこだわりの形状のチェアの接客をしていても、座面の硬さで迷われるお客様もいらっしゃいます。

折角の形状の良さをキープしつつ、硬さを緩和したい。

そんな場合にもチェアクッションが必要になってきます。

これはKartellチェアの中で1番ダイニングチェアに適したスマトリックですが、座面の硬さはやはりあります。

先日ご購入いただいたお客様もチェアクッションを探されていて、早速こちらのチェアクッションをご提案しました。

こちらのトラペ型はシェルチェアにもピッタリです。

デスクチェアにも、こちらのトラペ型が合います。



マスターズやエーアイにもこちらのトラペ型が合います。



あくまでもチェアのデザイン性を損ねない為に

薄さにも拘りました。

薄くて、クッション性もある中材

という事で、中材はチップウレタンを使いました。

チップウレタンは、ウレタンの切り落とした端材をチップ状に細かくして、シート状に固めたものです。

なので、色がまばらだったりするのですが

色々な質のウレタンが混紡されているので

この薄さの割にクッション性もあります。

チェアに接地面は、このウレタンを丸出しにするようなカバーデザインにしました。



こうする事で、ウレタン部分の摩擦により

クッションを滑りにくくしました。




紐やゴムを付ける事でデザイン性を崩す事がない

という点でも、裏面にウレタンが見えているという事に意味があります。



形状は2種類。チェスカ型とトラペ型。

カサマンス生地使用
形状(チェスカ型)


カサマンス生地使用
形状(トラペ型)