【デザイナーの話】フィリップスタルク
浅草のあるビルに金色の大きなオブジェが作られたのはもう33年前だそうです。
1989年と言えば、バブル期で、まさに金色のオブジェがピッタリの時代でした。
あれはアサヒビール本社に100周年を記念して建てられたオブジェで デザイナーはフィリップスタルク。
フィリップスタルクの斬新なデザインは昔からそうだったわけです。
カルテルのチェアやライトもフィリップスタルクのデザインはいつも奇抜です。
ほら、奇抜でしょ?って言われてるみたいで、もう慣れましたけど。
Philippe Starck (フィリップ・スタルク)
1949年フランス・パリ生まれ。
パリの装飾美術学校で学んだのち、ピエール・カルダンのスタジオに入り、家具デザインを担当。
1980年スタルク・プロダクツを設立。
スタルクは、レストランなどの店舗や有名ホテルの内装から家具デザインなどのインテリアをはじめ、あらゆる分野においてのデザイン活動を網羅しつつ建築家としても活動しており、その独創的な感性が世界で最も注目されているデザイナーの一人です。
スタルクの作品の魅力は、まったく新しい発想でデザインを生み出している点にあります。
モノが溢れた今日において、今まで見たことがない心躍らされるデザインに出会うことは非常に困難なこと。
しかし、スタルクのデザインした作品は常に新しく、その斬新で独創的な表現は見るものに驚きと強烈な印象を残します。