1903年パリに生まれました。コルビジェとはサロン・ドートンヌで発表した「屋根裏のバー」が認められ「建築の研修生兼家具の共同制作者」として採用され、その後約10年にわたってのパートナーでした。 パートナーといってもコルビジェは彼女の考え方に劇的に影響を受け、彼女がいなければ今日の家具はありえなかったかと思います。
ペリアンは日本と係わり合いが深く、最初に日本に来たのは約60年も前の昭和15年のことです。 ペリアンが日本のデザイン界に及ぼした影響は多大で、来日した外国人の中では最大といっても過言ではないと 滞在中彼女のアシスタントとして行動した柳 宗理(デザイナー)は言っています。残念ながら99年10月27日にこの世を去りました。享年97歳でした。
特に、シェーズ・ロング、バスキュラント・チェアはコルビジェのオフィスに入る前にペリアンが着想していたもので合作によりデザインが完成されたのものです。
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